ブックメーカー 投資の必勝法アービトラージ
ブックメーカー投資には必勝法とされる、アービトラージがあります。投資やギャンブルで絶対はありませんから、怪しいと思う人もいることでしょうが理屈としては何もおかしいものではなく、怪しい手法でも何でもありません。アービトラージとは裁定取引とも呼ばれ、ふたつの価格差を利用して利ざやを稼ぐ手法のことを言います。簡単に言えばある地域で100円で売っているものがあるとして、別の場所では同じものが200円で売っているとします。コストを無視して考えるのであれば、100円で売っている地域で買って200円で売っている場所で売れば100円の利益が出るということになります。
それではブックメーカー投資では、なぜこのようなことが可能なのかと言えば、それはブックメーカーのオッズが業者によって異なることと、オッズは賭けた時点のものが反映をされるので、全ての組み合わせを購入してその上で払戻金額が投資金額を上回るようになれば賭けが成立した時点で利益も確定するということになるのです。
ボクシングのように一対一の勝負をするものがわかりやすく、ある業者ではA選手のオッズが2.2倍ついていて、別の業者では対戦相手のB選手に対して2.1倍のオッズがついているとします。この場合、A選手とB選手の両方に1万円ずつ賭けたとしたらどちらが勝っても、利益が出ることになります。ブックメーカーが一つの業者しかなければこのようなことはありませんが、ブックメーカーの数は無数にあるだけに時に複数の業者を使い分けることによって、必ず利益が発生する組み合わせが生まれることがあるためその瞬間だけを逃さずにベットをすれば利益を出すことができます。ただし、理屈的には必勝法ですが実際にはベットをしている間にオッズが変動してしまい、アービトラージが解消されてしまうことも多く、そこまで確実性が高いものではないことを覚えておきましょう。